海から500mほど離れた場所にある八重垣神社から海岸に向かってみた。
防波堤の決壊部分は「津波湾」研究の上で貴重な存在とのこと。詳しくは藤田象観氏の「津波湾・中浜小・ジオパーク─地球との共生へ」(『JIEN記』)参照。
http://d.hatena.ne.jp/kanjisin/20120625
中央、多数の車の奥に数本の木が生えているところが八重垣神社。(要拡大)
車は翌24日の植樹祭の準備をしているボランティアの人々のものであろう。

地図では住宅地となっているが、その面影はない。
原口・岩松『東日本大震災津波詳細地図上巻』によれば、この付近の津波浸水高は8.20m。

道路は立派。

「立入禁止」

南東方向。

東方向。

北東方向。

北方向。中央奥に山元町高瀬地区の仮設焼却炉がある。(要拡大)







防波堤の崩壊した部分から回り込んで、南方向を見る。
奥に小さく相馬火力発電所が見える。(要拡大)

同じ位置から少し右を見る。

防波堤の上から決壊部分を見る。

中央奥に亘理町吉田地区の仮設焼却炉5基が小さく見える。(要拡大)
左の仮設焼却炉は山元町高瀬地区の2基。

南方向。相馬共同火力発電所。

北東方向。金華山が綺麗に見える。古くから船乗りの目印だった島。
八重垣神社にも船主が奉納した金華山碑がある。

奥に亘理町の観光施設「わたり温泉鳥の海」が見える。
直線距離で6qほど離れた場所にある。

亘理町吉田地区にある仮設焼却炉。
宮城県が亘理町から受託した瓦礫を処理するための施設で、3基の火入れ式が3月下旬、2基の火入れ式が5月上旬に行われた。

山元町高瀬地区の仮設焼却炉。


山下第二小学校。


海岸を歩いている人が2人いる。
posted by 神宮威一郎 at 13:45|
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山元町