2012年06月02日

気仙町・金剛寺(その4)、午後1時15分

【投稿日:2013年3月3日】

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「第三十三番
  いままでは
   おやとたのみし
    おいづるを 
  ぬぎておさむる
   みののたにぐみ
 美濃国 華厳寺」

西国三十三所観音霊場の第三十三番、谷汲山華厳寺
http://www.kegonji.or.jp/
「西国三十三所札所会」
http://www.saikoku33.gr.jp/

谷汲山華厳寺の本尊、十一面観音像は、もともと奥州会津出身の大口大領という人物が奥州で霊木を入手し、京都で尊像とし、奥州へ運んで行こうとしたところ、美濃国赤坂で「遠く奥州の地には行かない。我、これより北五里の山中に結縁の地があり、其処にて衆生を済度せん」と言われて現在地に留まったのだという。
http://www.kegonji.or.jp/luck.php

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弘法大師像を背面から見る。
頭部の左に「キャピタルホテル1000」、右に「道の駅高田松原」が小さく見える。(要拡大)

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一番手前、第二十二番。

第二十二番補陀落山総持寺
http://www.saikoku33.gr.jp/22/index.htm

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仮設住宅に囲まれている観音像と層塔。

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「奉納南無観世音菩薩」

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風が強い。

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大量の真新しい材木。

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後ろから見た聖天堂。

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ぐるっと一周廻って不動尊堂に近づく。

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津波前の境内と周辺の様子を撮影した写真パネルが6枚。

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津波前の本堂周辺の様子。
最初にこの写真を見たときは、眼下に広がる荒漠たる空間のどこに位置付けてよいのか分からなかった。
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気仙町・金剛寺(その3)、午後1時10分

【投稿日:2013年3月3日】

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この道を進もうかとも思ったが、もう一つのお堂を先に見ることにする。

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「法守護童子」

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「聖天堂」
赤い幟には「奉納 大聖歓喜天」とある。

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南東方向。
正面、奥は広田半島の仁田山。標高254m。
仁田山の右、水門との間に「一本松」が小さく見える。(要拡大)

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少し右。

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「子育て地蔵尊」の台座。

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本堂を始め、金剛寺の主要建物が並んでいたはずの場所。
奥は仮設住宅。

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奥が『先祖になる』の佐藤直志氏のお宅らしい。

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「南無阿弥陀仏」
「光明真言三百万編諸願成就所」

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この石仏が不動尊堂の登り口に台座のあった「子育て地蔵尊」であろうか。

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「東北三十六不動尊霊場第二十四番札所」

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不動尊堂と聖天堂を振り返る。

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「陸前高田市気仙町
 町裏仮設住宅案内図」
奥に観音像と層塔が見える。

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「四国八十八ヶ所御砂踏霊場」。
奥の銅像の前には「南無大師金剛遍照」。

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「墓地 申込受付中」

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弘法大師像を横から見る。
土台の側面には四国八十八箇所の寺院名が刻まれている。

posted by 神宮威一郎 at 13:10| Comment(0) | 陸前高田市

気仙町・金剛寺(その2)、午後1時05分

【投稿日:2013年3月2日、更新日:3月7日】

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「水掛不動尊」

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不動堂を見上げる。

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「献灯 丸桝材木店」

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「虚空蔵」

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「不動尊」
「気仙成田山」
「東北三十六不動尊霊場第二十四番札所」

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震災後数か月間、ここが十数人の被災者の生活の場となった。

「ここに住むということ 陸前高田市気仙町荒町の1年」(日本経済新聞2012年5月24日)
http://www.nikkei.com/article/DGXZZO41783280U2A520C1000000/

映画『先祖になる』には、佐藤直志氏と不動堂に住む被災者がスピーカーを用いて朝の挨拶を交わす場面が出てくる。

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「みんなの想い届け!!」

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奇妙な形のものがある。

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巨大な木製の掌らしい。

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爪もある。

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これは一体何なのだろうか。
掌だけでこの大きさだとしたら、相当巨大な仏像になるはず。

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「仏舎利塔」

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「厄除不動尊」

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「帰命頂礼不動尊救世の悲願に催され奴僕の相を現じつつ信ずる者を守り給う
 昔高祖の入唐渡海を鎮めし波切や流祖の御身になり代り血潮に染みし錐もみは
 今や高野に根来寺に其名も高く崇められ現世利益の不動尊南無や大聖不動尊」

和讃を引用しているものと思うが、出典はよく分からず。
新義真言宗なので、空海とともに覚鑁(興行大師)の「錐もみ不動」伝説への言及がある。

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「坂東三十三観音霊場・・・」

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「坂東三十三観音霊場御砂場」
「奉納 坂東霊場御砂 建立費協力者」

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「高野山奥之院御砂場」
「信州善光寺御砂場」

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土台に「一番 杉本寺 二番 岩殿寺 三番 安養院・・・」と坂東三十三観音の札所の名前が刻まれている。 

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車道がある。
不動尊堂には仮設住宅の奥をぐるっと回って車で来ることができるらしい。

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南方向。
左隅、瓦礫処理場の奥に小さく見えるのは気仙中学校。(要拡大)
中央、ビニールハウスの奥は諏訪神社。

「気仙町・諏訪神社」(その1)
http://chingokokka.sblo.jp/article/56259896.html

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光輪館の奥には広大な空き地。
ここに金剛寺の本堂その他の建物があった。
左奥の建物が佐藤直志氏のお宅であろう。

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「爰宝塔者為東日本大震災三陸大津波受難者精霊供養菩提也」
「為東日本大震災被災物故者之霊位追善菩提也」

『先祖になる』には大震災の1年後、ここで法要を行う場面があった。
posted by 神宮威一郎 at 13:05| Comment(0) | 陸前高田市

気仙町・金剛寺(その1)、午後1時

【投稿日:2013年3月2日、更新日:3月7日】

金剛寺はベルリン国際映画祭「エキュメニカル賞」の特別表彰を受賞したドキュメンタリー映画『先祖になる』に登場する。

『先祖になる』公式サイト
http://senzoninaru.com/

参考:2013年3月1日付産経新聞記事<「「自分が『平成の先祖』になる」佐藤直志さん(78)>
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130301/dst13030123510014-n1.htm

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「にじのライブラリー」を振り返る。

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正面、狛犬の奥に陸前高田市役所庁舎。(要拡大)

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今泉天満宮から金剛寺に向かうことにする。

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鉄骨に囲まれた空間の奥に金剛寺のお堂が小さく見える。(要拡大)

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南方向、電柱の先は諏訪神社。
ここを右に進む。

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倒れた石柱には「真言宗」とある。

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正面、奥には仮設住宅。
金剛寺の被災状況については「智山伝法院」サイト内の「第5回東日本大震災報告・研究会報告」に詳しい説明がある。
http://www.chisan.or.jp/denbouin/report/report95.html

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真新しい建物の中に太鼓が見える。
気仙町では毎年8月7日に「けんか七夕」が行われており、2011年は流出を免れた1台のみで祭りの雰囲気を再現しただけだったが、2012年には1台が新調され、勇壮な「けんか七夕」が復活した。
建物の左に見える木組みは製作途中の山車の基礎部分なのだろう。

「陸前高田市観光物産協会」サイト内、「けんか七夕まつり」
http://www.3riku.jp/kanko/new/kenka-tanabata/kenka-tanabata_2012.html

「3トンの山車、激突 岩手・陸前高田で『けんか七夕』」(2012年8月7日付朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0807/TKY201208070478.html

まつり当日の動画。
http://www.youtube.com/watch?v=y2MlMzaaSmc
http://www.youtube.com/watch?v=olfVnFWIw-A

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台座の中央、曲がった鉄棒の手前に小さな人形が置かれている。

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人形を接写。

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「真言宗智山派
 如意山金剛寺
 気仙成田山(山頂)」 

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「成田山」

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お堂が二つ。
左が聖天堂、右が近隣住民の避難先となった不動堂。

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「光輪館・金剛寺休憩所」
「成田の湯 気仙成田山」 

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「成田の湯」の湯船。
日本経済新聞2012年5月24日付記事には、「成田の湯」の写真に付されたキャプションに<2011年4月13日、民間支援団体が寄付した仮設の風呂「成田の湯」。約100メートル離れた井戸まで、10往復以上しないと風呂桶が一杯にならないため、湯の交換は1週間に1回程度だった>とある。

「ここに住むということ 陸前高田市気仙町荒町の1年」
http://www.nikkei.com/article/DGXZZO41783280U2A520C1000000/

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提灯には「荒町」とある。

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「光輪館」の中に入ってみる。
左の壁に「陸前高田お買い物マップ」。

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「2012年5月21日 皆既日食」
「西国三十三所観音霊場 平成の東北出開帳」
「仏さまと出会う」

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「   気仙成田山
 当成田山の護摩堂は
 霊元天皇の延宝年間(一六七三)
 に建立された祈願所であり
 また東北三十六不動尊霊場
 第二十四番札所でもあります
 御本尊さまは
 嵯峨天皇の勅願により 弘法
 大師が一刀三礼の敬刻開眼
 された千葉県の大本山成田
 山新勝寺の御本尊さまを勧
 請した不動明王と両童子で
 あります
   御縁日は毎月二十八日
   御詠歌
  成田より
   遷座(うつ)しお座(わ)せる
    不動尊
     願い祈りて
      叶えざるなし
   昭和六十二年八月
   当寺廿九世 豊範謹誌」

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「  子育て地蔵尊
 いとけなき
 わらわのために
 父となり
 母ともなりて
 救うみほとけ
 南無能化の
    地蔵尊」 
posted by 神宮威一郎 at 13:00| Comment(0) | 陸前高田市

気仙町・今泉天満宮(その2)、午後0時55分

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「 大雷神社
 今泉天満宮
  八坂神社」

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首のない撫で牛の像がある。

「先づ神事

 神は人の敬により威を増し
 人は神の威により運を添う」

「先づ神事」は順徳天皇『禁祕御鈔』に記された言葉。「九段塾/靖國神社の正統護持のために」という旧字体で書かれた少し近寄りがたい雰囲気の掲示板に、参考になりそうな投稿があったので、一部引用する。

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■順徳天皇『禁祕御鈔』

 凡そ禁中の作法、先づ神事、後に他事。旦暮、敬神の叡慮、懈怠無し。白地(あからさま)にも神宮并びに内侍所の方を以て、御迹に爲したまはず。萬物、出で來るに隨つて、必ず先づ臺盤所の棚に置き、女官を召して奉らる。或は内侍の如き、參つて之を奉る。

 川出清彦掌典『大嘗祭と宮中のまつり』(平成二年六月・名著出版刊)には、順徳天皇御著『禁祕御鈔』の義解があつて、本道に重寶であるが、こゝには、平田大壑先生の『玉たすき』を引いて、祭政一致と謂はうか、否、祭儀の推本優先の大御教へを仰ぎ奉りたい。
http://9112.teacup.com/bicchu/bbs/1477

「神は人の敬により威を増し 人は神の威により運を添う」は鎌倉幕府の「御成敗式目」の第一条冒頭の語句。以下、「世界の古典つまみ食い」というサイト内の「『御成敗式目(貞永式目)』一覧」より引用。「これは「日本史アーカイブズ」(閉鎖したらしい)http: //jparchives.sakura.ne.jp/document/medieval/db/shikimoku_01.html以下のページにある各条文等を一覧にして、さらに漢文を旧漢字にし、書き下し文に読み仮名と注釈(=この頁の作者の理解)を加えたものである」とのこと。

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第一条
一、可修理~社專祭祀事
右~者依人之敬揶ミ、人者依~之コ添運、然則恆例之祭祀不致陵夷、如在之禮奠莫令怠慢、因茲於關東御分國々并庄園者、地頭~主等各存其趣、可致艶ス也、兼又至有封社者、任代々符、小破之時且加修理、若及大破、言上子細、隨于其左右可有其沙汰矣

一、神社を修理し、祭祀を専らにすべき事
 右、神は人の敬ひによつて威を増し、人は神の徳によつて運を添ふ。然れば則ち恒例の祭祀は陵夷(りようい=衰退)を致さず、如在(によざい=神を祭る)の礼奠(れいてん=供物)は怠慢せしむるなかれ。これによつて関東御分の国々ならびに庄園に於ては、地頭神主ら各(おのおの)その趣を存し、精誠を致すべきなり。兼てまた有封(うふ=封戸のある)の社に至つては、代々の符(=太政官符)に任せ、小破の時は且(かつがつ)修理を加へ、もし大破に及び子細を言上せば、その左右(さう=状況)に随てその沙汰(=指示)あるべし。
http://www.geocities.jp/hgonzaemon/goseibaishikimoku.html

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撫で牛の身体の向かって右、山神碑の奥に牛の頭がある。

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青い目は金属製らしい。

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この角度からだと大きな口の開けた怪物のようにも見える。

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参道入口に引き返すことにする。

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美しいプランターが並んでいる。

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「にじのライブラリー」は「子どもたちへ<あしたの本>プロジェクト」の一環とのこと。
http://www.jbby.org/ae/news/%E9%99%B8%E5%89%8D%E9%AB%98%E7%94%B0%E5%B8%82%E3%81%AB%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8%E3%80%8C%E3%81%AB%E3%81%98%E3%81%AE%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC/4275/?lang=ja

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「にじのライブラリー」の看板は絵本作家の加古さとし氏が描き、建物は三井物産の寄贈によるとのこと。以下、「三井物産の社会貢献ブログ」より引用。
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陸前高田市に三井物産の森の木材を使った仮設図書館がオープンしました

11月12日(土)、岩手県陸前高田市気仙町の今泉天満宮境内に、三井物産の森の木材を使った子どもたちのための仮設木造図書館「にじのライブラリー」がオープンしました。
陸前高田市は今回の震災と津波で大きな被害を受け、市立図書館を初めとした公共の施設をほとんど失い、子どもたちの遊び場もなくなってしまいました。この仮設図書館は、「子供たちへ<あしたの本>プロジェクト」として、「日本国際児童図書評議会」、「日本ペンクラブ子供の本委員会」、「日本出版クラブ」、「出版文化産業振興財団」が協賛して行う震災被災地支援活動の一環として運営されるもので、当社は三井物産の森の木材を使って仮設図書館を建設、「日本出版クラブ」に寄贈しました。
当日の式典には、関係者や地元の子どもたちを含む約40名が出席、<あしたの本プロジェクト>が被災地で運営する移動図書館や、バルーンパフォーマンスなども駆け付けました。現在、図書館には児童書を中心に2000冊の本が置かれており3000冊まで増える見込みで、当社からも森をテーマとする絵本を寄贈しました。
今後、「にじのライブラリー]の運営は、「あしたの本プロジェクト」と日本雑誌協会など3団体でつくる「<大震災>出版対策本部」が、同市のボランティアと共同して行います。開館時間は当面、水曜日の13時〜18時と土日祝日の10時〜16時、入館は無料です。復興はまだまだこれからかもしれませんが、陸前高田の子どもたちの憩いの場となってくれれば幸いです。
http://www.mitsui.com/jp/ja/csr/contribution/blog/2011/11/post_49.html

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露出した岩の小さな窪みにも花が植えられている。(要拡大)

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posted by 神宮威一郎 at 12:55| Comment(0) | 陸前高田市