津波で施設入所者と職員合計81人が死亡し、入所者1人が行方不明になった養護老人ホーム「梅香園」と併設ケアハウス「福寿の園」の跡地は、現在、山元町の災害廃棄物処理場の一部となっている。
処理業務を行っているのはフジタを代表企業とする「フジタ・東亜・青木あすなろ・大豊・本間・河北・佐藤 特定業務共同企業体」。
所在地は山元町高瀬字浜砂外地内の「亘理名取ブロック(山元処理区)二次仮置き場」。
(社)日本建設業連合会サイト内、「山元処理区の取り組み」
http://www.nikkenren.com/saigai/block_yamamoto.html
「山元処理区業務概要」
http://www.nikkenren.com/saigai/pdf/yamamoto/gaiyou_yamamoto.pdf
山元町「梅香園・福寿の園」近くの海岸(2011年12月31日)
http://chingokokka.sblo.jp/article/52713908.html
修復工事中の防波堤に上り、北方向を見る。
亘理町の災害廃棄物処理施設内にある五連の焼却炉が小さく見える。
五連の焼却炉周辺を拡大。
(社)日本建設業連合会サイト内、「亘理処理区の取り組み」
http://www.nikkenren.com/saigai/block_watari.html
「亘理処理区の業務概要」
http://www.nikkenren.com/saigai/pdf/watari/2012_1221watari.pdf
反対側、南方向。
左側(海側)の焼却炉を「キルン炉」、右側の焼却炉を「ストーカ炉」と呼ぶらしい。
「キルン炉」を拡大。
同じ位置から少し左。
防波堤は二重になっている。
外側の防波堤の上にある緑色のバックホー周辺を拡大。
少し右。
奥に見えるのは相馬共同火力発電所の煙突。(要拡大)
手前の白いテント周辺を拡大。
南方向に少し進む。
このあたりに養護老人ホーム「梅香園」と併設ケアハウス「福寿の園」の建物があったはずだが、全て撤去され、過去の痕跡は全く消えている。
西方向。
正面の道路を進むと常磐線山下駅付近に行く。
反対側(北方向)にある白いテント群。
二重の防波堤に挟まれた部分に降りる。
北方向。
少し右。
南方向。