2012年05月01日

下津島・津島稲荷神社、午後2時55分

【投稿日:2012年5月30日】
【更新日:2013年4月21日】

国道114号線(富岡街道)を川俣町山木屋から富岡町方面へ進むと、浪江町に入って3qほどのところで国道399号線との合流区間となる。
合流地点から百数十メートルほどのところに津島稲荷神社への参道がある。
神社の横は何度も通行しているが、2011年4月29日以来、久々に参詣してみることにした。
この付近はかなり線量が高いとされている地域。
2011年4月29日の様子はこちら。
http://6925.teacup.com/kabura/bbs/5849

なお、2013年4月1日に従来警戒区域だった浪江町沿岸部は「避難指示解除準備区域」に再編され、立ち入りが可能になったが、津島地区は逆に「帰還困難区域」に再編され、立入禁止となってしまった。

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参道入り口から福島市方面を振り返る。
青い標識のある交差点を右折すると飯舘村へ向かう。

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「正一位津島稲荷神社西参道入口」
幟がボロボロになっている。

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石鳥居の上部が落ちているのは一年前と同じ。

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地面に大きな亀裂が走っている。

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掲示板に貼られている紙がずいぶん傷んでいる。

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一年前は右側の狐像の下の地盤が緩んでおり、狐も大きく傾いていたが、修復されていた。

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一番下に「2000年記念」。

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「稲荷神社御縁起 
御祭神  万・物事の生成発展安全を司る神様
 ○保食大神・・・衣・食・住の守護神
 ○佐田大神・・・道中の安全・除災開運の神
 ○宮売大神・・・福徳円満・芸能平和の守神
稲荷神社の由緒を按ずれば、古、出羽国由利郡白岩城の守護神として
 祀られておりましたが、養和元年(一、一八一年)安徳天皇の御代、戦乱を
避け、城主逸見冠者義清が三男安田三郎義定及び弟志摩四郎義忠が
 ご神体(当時のご神体現存)を捧持し来たり、下津島は石鼻の地を相し社殿を
造営し、対馬大明神と称し、津島・下津島・羽附・水境・芹沢・赤宇木・昼曽根七ヶ村の
 総鎮守と定められ、相馬高胤公より神紋七曜星及び五三の桐、下馬の制札を賜る。
此の時より神前十五町(千五百米)の間、乗馬許されず、世に「下馬※大明神」と
称された由緒深きお社であります。

 応永七年(一、四〇〇年)当所稲荷の森に遷座され、
 宝永五年(一、七〇八年)稲荷神社と改称し奉り現在にいたる。
 本殿改築 享保四年(一、七一九年)
 社殿改築 昭和三十年(一、九五五年)

当社の長い歴史を伝えるものとし、本郡屈指の大杉・周囲二十五尺
 (八米)を筆頭に十五尺(五米)・十尺(三米)と年輪を三百年以上
数えるものが数本ありましたが、昭和二十九年津島村農協再建の尊き
 礎となり、今は語り草となっております。

今広く村おこし、地域づくりが叫ばれております中、又現代は時の
 流れを越えた、文化の大きなうねりの渦の中、転換期にあると
されます、その中でこの津島・下津島の氏子崇敬者の心から
 この伝統あるお社・先人たちの守り育ててきた心の拠り所を整備し
後世に伝えて行くべきとの声起こり、時恰も西暦二千年の節目を
 記念し、参道入り口にお社の象徴大鳥居・前の鳥居を境内地に移築し、
更に鳥居内の石段・八幡神社に石の階段その外の工事を無事完了し
 納めとし、総代一同ここに記念碑を建立、お社の御縁起・御神徳を明記し
後世に伝えるものであります。

干時 平成十二年十月一日 宮司敬白」


冒頭、「古、出羽国由利郡白岩城の守護神として」とある。
秋田県には「白岩」という地名がいくつかあるが、「白岩城」となると、角館近くの白岩であろうか。
ただし、由利郡ではない。

参考;「出羽・白岩城」(『城郭放浪記』サイト内)
http://www.hb.pei.jp/shiro/dewa/shiraiwa-jyo/

また、「相馬高胤公より神紋七曜星・・・を賜る」となっている点、相馬氏は九曜紋ではないかと思ったが、七曜紋もあるらしい。

参考:「相馬氏」(『家紋World』サイト内)
http://www2.harimaya.com/sengoku/bukemon/bk_souma.html

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時計は2時36分で止まっているが、大震災とは特に関係ない電池切れであろうか。

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中央、「稲荷大明神」。
左の額には七頭の馬が描かれている。
右の額は鳳凰か。

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摂社、「八幡神社」。

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「たなつもの 
  百の木草も
   あまてらす
 日の大神の
  恵みえてこそ
    本居宣長」

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幣は新しい。

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桜の盛りは過ぎてしまった。

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帰り際に改めて狐を眺めてみたが、これほど筋肉質の狐も珍しいのではないか。

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全国でも屈指のマッチョ狐と思われる。


posted by 神宮威一郎 at 14:55| Comment(0) | 浪江町
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