2011年12月28日

宮城の正月飾り(キリコ)

【掲示板への投稿を転載します。】

宮城の正月飾り(キリコ) 投稿者:鈴木小太郎 投稿日:2011年12月28日(水)07時26分55秒

私は今野家の建物よりも「お正月飾り」に興味を持っています。

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12月15日
旧河北町皿貝の大日靈神社(おおひるめじんじゃ)でオショウガツサマを持ってくる。大日靈神は天照大御神(あまてらすおおみかみ)の別称である。
同神社では12月15日頃から500戸の氏子に毎年頒布する。先々代までは10軒ほどの宿が決まっていて、その家で幣束などを製作していた。今野家は宿のひとつで、3軒の別家分も合わせて宮司が切っていた。
現在はあらかじめ製作したものを配布している。幣束等のお礼は米1升。
15日にうけた幣束はザルに入れ神棚に上げておく。

12月28日
午前に餅をつき、メンダマギを作る。木はモミジで枝は7本と5本のを使う。
午後は松迎え。松を迎える場所にはお供えを上げて拝む。

12月31日
午前に注連縄を作る。風呂に入り、身を清めてから、オカミで作業する。
日が変わる最後に、アクマハライの幣束を持って「アクマハライ、アクマハライ」と唱えながら各部屋を廻り、悪魔祓いをする。終わるとアクマハライの幣束は冠木門の近くに挿す。

http://www.thm.pref.miyagi.jp/guidance/institution/konnoke_shousai3_shogatu11.html

この中で特にすごいのは大日靈神社が配布するキリコ(切り紙)で、大変なレベルの芸術作品ですね。
大日靈神社は元は修験なのですが、宮城県、特に北部沿岸部の修験系の多くの神社で、お正月飾りとして非常に複雑な図柄のキリコを氏子に配っています。
私は、キリコは復興のために使えるのではないか、と思っています。

あるボランティア団体が推奨している「浜のミサンガ」も悪くはないのですが、そんなものより遥かに芸術性が高い作品を、被災地の神社は既に持っているんですね。

「浜のミサンガ」
http://www.sanriku-shigoto-project.com/about/
【過去ログ(代参、非公開)の最新記事】
posted by 神宮威一郎 at 07:26| Comment(0) | 過去ログ(代参、非公開)
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