「2011年12月の南右田・川口神社」
http://chingokokka.sblo.jp/article/51555288.html
「2012年3月の南右田・川口神社」
http://chingokokka.sblo.jp/article/64283920.html
「2012年6月の南右田・川口神社」
http://chingokokka.sblo.jp/article/64260099.html
「2012年8月の南右田・川口神社」
http://chingokokka.sblo.jp/article/64319280.html
2011年9月6日、南相馬市鹿島区南右田(みなみみぎた)の真野川河口、川口神社にて福島県女子神職会による津波被害者慰霊祭が行われた。
NHKニュースでは、この行事は次のように紹介された。
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東日本大震災からまもなく半年を迎えるのを前に、震災で犠牲になった人たちの慰霊祭が6日、南相馬市にあった神社の跡地で行われました。
この慰霊祭は、震災の犠牲者を慰めようと県内の女性神職で作る団体が行いました。
南相馬市鹿島区の川口神社は川の河口近くにあり、津波が直撃した祭殿は跡形もありません。
慰霊祭はその跡地で行われ、地元の住民50人余りが参列しました。初めに女性神職の代表が祈りを捧げてから、4人の神職が大きな扇子を手に世の中が平和で穏やかになることを願って舞を奉納しました。
このあと参列した人たちは供えられた花を海に流し、震災で犠牲になった人たちを悼んでいました。2年前から同居していた義理の母親を津波で亡くした南相馬市の高野恵子さんは「海を見ると今でも怖いですが、義理の母が見守ってくれているような気がして、来てよかったと思います。震災から半年を前に気持ちの上でも少し、区切りがつけられそうです」と話していました。
http://www.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6055358931.html
福島県浜通りの被災神社の状況については森幸彦氏の「被災集落と神社祭礼について」(国立文化財機構東京文化財研究所編『第6回無形民俗文化財研究協議会報告書 震災復興と無形文化─現地からの報告と提言─』)に詳しい。
福島県女子神職会の慰霊祭についても若干の言及がある。
http://ns01.tobunken.go.jp/~geino/pdf/kyogikai_report/06mukeikyogikai_report_Mori.pdf
開始30分前に会場に到着。
曇り空。
周辺の様子を見るため防波堤に近づき、西方向を振り返る。
防波堤に登り、津波で大きく損傷した北方向を見る。
反対側、南方向の真野川河口。
奥は東北電力原町火力発電所。(要拡大)
南西方向。
100mほど隔てて慰霊祭会場。
奥は県道74号線(原町海老相馬線)の真野橋。(要拡大)
会場周辺を拡大。
少し右。
防波堤を降り、会場へ向かう途中の地点から防波堤を振り返る。
南方向。
白い建物は真野川の対岸、鹿島区烏崎(からすざき)の牛島体育館。(要拡大)
慰霊祭の祭壇の手前にも津波による倒木が多数存在。
祭壇は海側、東方向を向いている。
来賓及び一般参加者席。
真野川の水際まで進んで、会場を振り返る。
シンプルな石祠。