浪江町下津島の津島中学校から国道399号線に戻り、北上して飯舘村長泥地区へ行く。

国道399号線と県道62号線の交差点。
左の細い方の道が国道399号線で、飯舘村中心部へ向かう。
右は長泥から南相馬市大木戸に向かう県道62号線。
県道62号線は原発事故後も通行自体は禁止されていないが、長泥を過ぎると間もなく極端に道が細くなり、渓谷沿いと峠越えの難路は大変なスリルが味わえるそうで、私もまだ行ったことがなく、あまり行きたくもない。

県道62号線を東方向に少し進んだ地点から。

反対側、西方向。
飯舘村比曽地区を経て川俣町山木戸地区へ向かう道。
左側に地区の掲示板がある。

「負げねど飯舘!!
村民のつどい
2011.5.25(水)午後5:30開場
入場料・無料 主催 愛する飯舘村を返せ!!プロジェクト
飯舘中体育館 代表・大井利裕
加藤登紀子さんも応援に来るよ!!」
他の放射線量記録表等も、その内容は2011年5月までのもの。(要拡大)
以前はここに放射線測定装置が置かれていたが、「長泥コミュニティーセンター」に移動したらしい。

「ご迷惑をおかけします
農地除染の対策
実証試験をしています
平成24年6月29日まで
時間帯 8:00〜17:00
農地除染対策実証事業
農地除染対策実証試験(その1)工事
発注者 農林水産省 東北農政局
施行者 (株)奥村組 農政飯舘村工事所」
交差点から国道399号線を北方向に少し進むと、この表示があり、右手の広大な農地の至るところに黒い土嚢が置かれていた。
東北農政局のサイトには次のような説明がある。
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農地除染対策実証事業の福島県飯舘村(いいたてむら)及び川俣町(かわまたまち)における除染工事の開始について
飯舘村及び川俣町における農地除染対策実証事業については、雪解けを待って着手することとしておりましたが、雪解け後、測量や除草作業等を実施し、5月から表土削り取り工事を開始することとしましたので、お知らせします。
除染工事の概要
1.飯舘村
3箇所約30ヘクタールの農地において、(1)表土削り取り、(2)水による土壌撹拌・除去、(3)反転耕を実施する予定です。
2.川俣町
2箇所約10ヘクタールの農地において、表土削り取りを実施する予定です。
各地区における表土削り取り工事の開始予定日
1. 飯舘村
(1)草野向押(くさのむかいおし)地区
5月16日、水田の表土削り取りから開始
(2)小宮(こみや)地区
5月1日、農道路肩法面の表土削り取りから開始
(3)長泥(ながどろ)地区
5月14日、水田の表土削り取りから開始
2. 川俣町
(1)山木屋細田(やまきやほそだ)及び日向(ひなだ)地区
5月22日、農道路肩法面の表土削り取りから開始
http://www.maff.go.jp/tohoku/press/seibi/sekkei/120427.html





「耐候性大型土のう協会
認定品
本製品は、”災害復旧事業等における「耐候性大型土のう」設置ガイドライン”(社)全国防災協会)の性能条件を満たしています。
製造元 森下化学工業株式会社
MADE IN CHINA
(以下略) 」

除染対象地域の北側から南方向(県道62号との交差点のある方向)を見る。

「ようこそ
花の里長泥へ
やまびこ運動記念 平成三年十月」
「相双地域の総合的な地域情報ウェブサイト 相双ビューロー」の「そうそうのお宝自慢」には、「飯舘村 長泥の桜」が次のように紹介されている。
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お宝のある場所:飯舘村大字長泥字長泥地内
飯舘村 長泥の桜の自慢:国道399号で唯一太平洋が望めるスポットで、地元住民が積極的に環境美化活動を行って景観を維持している。
住所(所在地):○ 飯舘村役場から飯樋地区を経由し国道399号を南下し、車で約15分。」
http://yumesoso.jp/sosoprecious_item.php?itemid=98
「展望広場」
「あぶくまロマンチック街道 R399」



標高が高いので、桜はまだ蕾の段階。
posted by 神宮威一郎 at 15:20|
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飯舘村